今やアートプリーツと呼ぶにふさわしい、デリケートで多彩な表現を持つ、プリーツ加工を駆使したファッションデザイナーの代表者、大野ノコ。
そのたゆみないプリーツへの情熱と、巧みなアイテムコーディネーションは、大きな可能性と、発展性を秘めています。
世界でもそのオリジナルな感性はグローバルな展開が期待され、これからヨーロッパ、アメリカなどへのデビューが注目を集めています。
仕事に対する情熱、生きることへの誠実な思い、愛する人に対する素直な心づかい、そしてこれからの生き方。多くのことを望むよりも、身近な世界をよりよくしようとする人たちに素敵なものづくりをしたい。
地球村という都市に暮らす人たちの思いは、多くの部分で共通しています。
そんな人々が身に着けたい新しい世界共通言語としての服。それが、自分自身も含めて作り出していきたいノコ・オーノのファッションなのです。
縦横無尽。その絞りや特殊な後加工など、多彩な縫製上のパフォーマンスから生まれるさまざまな新しいプリーツ表現とその味わい。それにプラスしてノコ・オーノのオリエンタルなテキスタイル・プリントが織りなす独特の個性やデザインイメージは、着る人の想像力を刺激します。
作り手と、着る人がコラボレートする時、このファッションの楽しさを実感し、生きていることをさらに輝かせます。
女らしく、優しく、そして自分らしく。
気張らない、欲張らない、急がないで、人生を楽しむ。
そろそろ、そんな新しい価値観で生きている女性たちが、豊かさを味わったり、楽しんだりする自由服を探しています。
女らしい、優しい色彩と質感のファブリックと多彩なプリーツ表現などでつくられる「NOKO OHNO」ファッション。
着心地がよくて、ナチュラルにフィットする新たな現代服です。人生という道から、少し外れて、新しい時間と空間をゆっくり楽しむ服、それが「NOKO OHNO」ブランドです。
1967年 | 桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科入所。 |
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1968年 | 長沢節モードセミナーでイラストデザインを学ぶ。 オートクチュール細野研究室にて細野久氏に師事し、オートクチュールを学ぶ。 |
1975年 | 「サンタンヌ・バー・ノコ」ブランドでプレタポルテ発表。 |
1980年 | 「デニール」設立に参加。 オフィスコースを原宿の設け、テキスタイルデザインを本格的に取り組む。 |
1983年 | アースネットワークを設立。 プライベートブランド「NOKO OHNO」を展開。 |
1986年 | 6月 第一回コレクションを発表。 8月 東京デザイナー協議会会員となる。 |
1995年 | ハローハローの共同経営者となり、ファッションデザイン活動を再開。 |
1996年 | プリーツの製品開発を中心にしたデザインを発表。 |
1998年 | レナウンルックより「タイフーン・ノコ・オーノ」を発表。 99春夏からショップを展開。 |
2001年 | 繊研新聞主催2000年百貨店バイヤーズ賞で、クリエイティブ賞を受賞。 |
2002年 | 上海に「SHANGHAI PLEATS FASHION CO,.LTD」を現地法人として共同設立。 |
2003年 | 杉野学園と提携校「SHANGHAI DOREME」の学院長に就任。 9月 「プレタポルテ・パリ」にてプリーツコレクション「NOKO OHNO」を発表。 |
2004年 | プリーツトータルブランド「NOKO OHNO」を発表。 |
2006年 | 3月 「NOKO OHNO」ショールームと、アトリエ「558」を上海に開設。 |